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『じんの戯言』



   vol.1 『夢』    

 ここでいう夢は寝ているときに見るやつです。
みなさんはどんな夢を見ますでしょうか? 
それは起きた時にはっきりと覚えていますでしょうか?
おいらの場合は半々といった所です。
はっきりと覚えているものもあれば、「…あれ? 何か、見てたよな」ってときもあるのです。
また、聞いた話だと夢は『白黒』だそうですが、おいらは常に『総天然色』なのです。
何故って? それは分かりません。とにかく色つきなのです。

 執筆や役作りの参考になるのかどうか分かりませんが、数年前から、覚えている夢 は書き留めるようにしているのです。
今回はその『夢日記』の1部を紹介しようかなと…。あ、あくまで『夢』なので思いっきり笑ってやってくらはい。

 気が付くとおいらは、JR吉祥寺駅の中央線上りホームに立っていました。
しかし、その駅は現在の物とは遥かに様変わりしているのです。
恐らく2XXX年ころなのだと思います。駅ビルのような構造のホームは5階建て。
その最上階が何故か中央線専用ホームになっています。下の階は何線がどうなっているのかは分かりません。
時間的には深夜。この時代は24時間営業なのでしょう。周りに乗客は殆どいません。
サラリーマンらしき男の人と数組のカップルがいます。
おいらはホームの端の方で電車が来るのを待っています。
1組のカップルがおいらの方へ近づいて来ました。
数メートルの所まで来ると、男が線路の方へ向かいました。
何をするのかなと見ていると、駅のホームから見える電飾の広告を見渡しています。
どういう仕掛けになっているのかは分かりませんが、広告は空中に浮いています。
『○×英会話』とか『ニン○ンドウ』などの広告があります。
男は人差し指で広告の1つを指しました。
すると目の前にその広告の縮小版が現れました。B5サイズくらいでした。
彼女が近寄り、何を見ているのと言った感じで楽しそうに会話しています。
彼の目の前の広告はおいらの所からでも良く見えました。
広告の中では、ポ○モンのピ○チューが動いていました。
画面の隅にはパソコンのようにボタン? があり、指で押すと画像が変わっていきます。
1通り見終わったのでしょう。
彼はその広告の縮小版を、腕に巻いてある『超小型PC』の中へしまいました。
どう言えばいいかな? ネットで画像などをダウンロードするのと同じ感覚、とでも言 ったらいいのか。凄い時代だな…。(ちなみにこれは進行中の小説のアイデアとしまし た。)

 そうこうしていると、電車が音も無くホームに入ってきました。
同時に白線の点線が進行方向に、早いスピードで点灯していきます。(この辺は分からん。最初から白線点 灯させておけよ!と覚めてから思いましたが、見たまんまなので…)
そして新幹線でおなじみの柵?のようなものがせり上がってきました。
しかも透明です。
この時代の中央線の出入り口は車両の両端に2つあります。
これまた新幹線のようです。
電車に乗ると、座席は全て埋め尽くされていました。
座席の位置、通路もこれまた新幹線。おいらは通路を歩いて前の方へ向かいます。
すると、車両がぐぐーっと前後に伸びていきます。
そして、1番前に床スペースが出来て、その床から座席がうにゅーっと出てきたんです。
どんな構造をしているんだ…。とにかく座れない人はいないということですね。
座席に着くと、電車はものすごいスピードで走り出しました。
車窓から見える夜の吉祥寺の街を見る事が出来ません。
しかしそれなのに、体が圧迫を受けるといったこともなく、乗客は普通にしています。もちろんおいらも。  

あっという間に新宿に着きました。おいらはそこで降りました。
電車は乗客を乗せ、扉を閉めると、スター○レックのエンターなんたら号よろしく、ワープしていくかのよ うに消えていきました。
電車は早いって言うけど、こんなに早くならんでも…。ここら辺で目が覚めました。

― 終り ―   



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